
初夏にかけて、肌が不安定になる本当の理由|紫外線と“揺らぎ肌”に立ち向かう方法は?
4月から5月にかけて、「なんだか急に肌が荒れてしまって、今日すぐ行けるサロンを探して来ました」「何をしても赤みが引かなくなって」…そんなご相談がありました。
この時期の肌はとてもデリケート。ですが、最近それに加えてもう一つ、気になる傾向があります。
業界では、ナチュラル、ケミカル、ナチュラル+ケミカルの「ピーリング」がとても流行しています。ROEWEには、
●「ニキビがいつまでも繰り返す」
●「ピーリングをしたら逆に肌が荒れてしまった」
●「繰り返しやっているのに、最近はまったく効果を感じない」
というお悩みを持つ方が、毎週のようにご来店されています。
ピーリングは、古い角質を取り除いてくれる昔からある美容法。
でも、肌が本来持っている“守る力”まで奪ってしまっては逆効果です。
とくに春〜初夏は紫外線が強く、花粉や黄砂、湿度や気温の変化も重なる時期。
そこに繰り返しピーリングを行ってしまうと、肌は“回復する暇”すらなく、炎症やバリア低下を起こしてしまいます。
日本皮膚科学会の大規模調査によると、春から初夏は湿疹やかぶれ、蕁麻疹といったトラブルが非常に多く見られる季節です。
その背景には、以下のような要因があります。
☑ 紫外線の急増
4月以降、紫外線量はぐんと増え、5月には真夏並みに。
紫外線による“見えない炎症”が、肌のバリアを壊していきます。
☑ 気温・湿度の不安定さ
急な寒暖差や湿度の上昇で、皮脂や水分のバランスが乱れ、肌のごわつき・かゆみ・ニキビを引き起こします。
☑ 花粉や黄砂などの微粒子の刺激
肌が敏感になっていると、空気中のわずかな刺激も炎症の引き金に。
☑ 過度なスキンケア(ピーリング含む)
肌は“生まれ変わる力”を持っていますが、刺激が続くとその再生力すら奪ってしまうのです。
【今こそ“育てるスキンケア”に切り替えませんか?】
この時期の肌に必要なのは、「攻めるケア」ではなく、「守って育てるケア」です。
▷ 肌を労わる洗顔と保湿
- やさしい洗顔料で、必要な皮脂は残す洗い方を。
- セラミドやNMFなど、肌のうるおいを育てる成分でバリアを強化。
- 炎症を感じているときは、抗炎症を意識したスキンケア選び。
▷ 紫外線対策は“習慣”に
- 強すぎる日焼け止めではなく、毎日ストレスなく使えるものを。
- SPF30/PA+++あればもう十分。大切なのは、“毎日きちんと”続けること。
ROEWEには、ニキビや肌荒れ、慢性的な赤み・乾燥・ごわつきにお悩みの方が多く来られます。
その多くの方が、「もっと早く来ればよかった」と言ってくださいます。
私たちは、肌のバリアを回復させる“肌の土台づくり”をとても大切にしています。
- 今の時期は、紫外線や刺激から肌を守りながら、鎮静・保湿・抗酸化の3方向からケア
- 繰り返す肌荒れに、必要以上の“刺激”ではなく、“足りないものを満たす”アプローチ
- 一人ひとりの肌状態に合わせた無理のないプラン設計
「ずっとピーリングをしていたけど、肌が変わらない」
「逆にトラブルが増えた気がする」
そんな声を、たくさん聞いてきました。
私たちは、肌の原理に則ってスキンケアを行っています。
今こそ、肌と本気で向き合うタイミングです。
「このままでいいのかな」と迷っている方は、ぜひ一度ご相談ください。
ROEWEが、あなたの素肌と丁寧に向き合います。