こすらない洗顔 実践ガイド|“出す/残す”を見分けて土台から整える

洗顔は忙しい日ほど、つい“落とし切ろう”と力が入ってしまいがち。
でも、洗顔の目的は全部落とすことではなく、落とすべきものだけを出し、残すべきものは残すこと。ここが整うと、テカリも乾燥も同時に落ち着きやすくなります。

合言葉は、こすらない/短時間/ぬるま湯/適正量 です!

指で触れてざらつき・ベタつき・においを感じるものは出す対象。
つっぱりゼロ/しっとり感が残る洗い上がりが残せたサイン。
洗い上がりに赤み・ピリつきがあるなら、出し過ぎ(強度を一段下げる)。

朝と夜、役割が違います

朝:守る準備の洗顔

目的は寝汗・皮脂の軽い酸化分をオフして、メイクのりを整えること。

  • ぬるま湯だけ or 低刺激な洗浄料を少量で
  • 時間は30〜40秒でOK
  • Tゾーン中心→頬はサッと(乾燥しやすい部位を守る)

夜:リセットの洗顔

目的はメイク・日焼け止め・日中の汚れをやさしく完全オフ。

  • クレンジング → 洗顔の2ステップ(W洗顔不要タイプは1ステップでOK)
  • 時間は2分以内に収める(クレンジング+洗顔合計)
  • 擦り・熱めの湯・長風呂同時洗顔はバリアの敵

実践:こすらない洗顔 5ステップ(夜)

  1. 手を洗う→ぬるま湯で顔をぬらす
  2. クレンジングを適量
    • 指先全体で“滑らせるだけ”。強くこすらない
    • 眉間・小鼻・フェイスラインは最後にサッと
  3. 乳化→すすぎ
    • 少量のぬるま湯を数回なじませて白濁(乳化)→そのまま20〜30回すすぐ
  4. 洗顔料は“泡をのせて置く→流す”
    • 擦らずTゾーン→頬の順で短時間
  5. タオルは“当てるだけ”
    • 繊維でこすらない。清潔なタオルで押し拭き

鏡で赤いところが増えていない&つっぱりゼロなら合格です!

NGリスト(覚えやすい3つ)

  1. 熱いお湯(皮脂と一緒に細胞間脂質まで流出しやすい)
  2. 長時間の“なで続け”(摩擦+乳化剤の接触時間↑)
  3. ふき取り多用(毎日は×。旅行や非常時の例外対応だけにとどめる)

覚えておきたい仕上げのサイン

  • 洗い上がりに赤み・ヒリつきがない
  • 10分後もつっぱらず、やわらかな触感
  • 翌朝、テカリも乾燥もどちらも落ち着いている

私たちが大切にしているのは、素肌の土台から整えること。
洗顔は“攻め”ではなく、肌を守るための準備。出す/残すが身体に馴染むと、ニキビもメイクのりも、土台から変わっていきます。肌のお悩み、ぜひROEWEにご相談ください!

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